天才。

先日、NHKスペシャルで「ポアンカレ予想」の証明に取り組んだ数学者達の取り組みとその人生を追ったドキュメンタリーがあり、一桁の暗算すら怪しいワタシでも興味深く見れました。
『ポアンカレ予想』とは「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である」。
らしい。。。なに??
解り易く言うと「どんな掛け方をされた輪ゴムも無理なくはずせるような、手の上に乗る1つの物体は、滑らかに球に変形できるはずである」。。。
う〜〜ぬ、こんな事言い出すヒトにはどんなに暇でも関わりたくない。
印象深かったのは。この難問を解く為に年老いた恩師の電話も冷たくあしらい、人格も人生も狂わせ自分の家に閉じこもり続けるグリゴリー・ヤコフレヴィチ・ペレルマン。100年解けなかった難問を解決し、今も解き続ける天才数学者だ。
なぜ失踪という形で輝かしい功績の賞賛を、友人を恩師を遠ざけるのか?
番組中の数学者の答えは。
「一度でも、数で構築された世界の美しさを知ってしまったら、そこから離れては生きていけなくなる。」
凡人には測り知れない宇宙の真実に近づいた天才であり日常生活障害者。
ただの数字が彼の目を通すと一体どんな風に見えるのだろう。風景が幾何学の美しさに彩られているとしたら、外に出なくても大満足の人生なのだろうか。。。
激しく次元の違う話しで恐縮だが。
オットも家具を作るとき数字遊びを組み込む事がある。楽しそうに愚妻に説明するが。
正直、めんどくさい。「ここにルートが入るとねー」などと辻褄合わせが完成すると随分満足そうだ。説明のあいだ亜空間を見つめてやり過ごす。
外食に出たりすると、スグに飽きてしまい嬉々として計算機で遊びだす。
何が楽しいのやら。。。。
日常生活でもかなり障害のある思考回路をしている。
掃除を頼むとネジ穴を磨く。車も自転車も玄関もカギをかけない。
夢中になると食事をするのを忘れ。机の上はゴミ屋敷。
何百回注意しても財布を忘れ、何千回確認しても携帯を忘れる。
そしてまた今日も。
現場のオットに電話を掛けると、机の上で震えるヤツの携帯が少しづつ移動してる。。。
くそ〜〜〜〜〜〜〜天才め〜〜〜〜〜〜〜〜。



